
代表ご挨拶
GutenTag
KINDER
VILLE

子どもの存在こそがサステナブル。
子どもの無限の可能性を応援したい。
代表取締役 板谷 遼平(いたや りょうへい)
RYOHEI ITAYA
子どものサステナブル性について
2010年代以降、企業に勤めながらSDGsの考え方を中心にサステナブル性について深く考えるようになるにあたり、「子どもたちの存在そのものがサステナブル性の塊」だと考えるようになりました。私自身が子育て真っ最中であり、また甥っ子や姪っ子との関わりを通じ、子ども達と直接的に関わる機会が増えた事で、その想いは一層強くなりました。
私は過去に、体調を崩し体が思うように動かない時期がありました。仕事も休まざるをえず、家族に対しても少なくない心配と迷惑を掛けました。育児にも当然参加できず、自分の息子に対してすら何もすることができない状態でした。ですが、息子はそんなことお構いなしに「パパ遊んでー!」「パパなんで寝てるの?早く起きてー!」と無邪気に公平に接してくれます。私はその息子や子ども達の無邪気さや純真さに心を救ってもらった経験が何度もあります。体が元気に動くようになってから、私は「これからの人生は子ども達のために全てを懸けて生きていこう」と心に決めました。
子ども達は生きるエネルギーに満ち溢れています。善悪の区別もなく、本能の赴くままに「あれがしたい!これやりたい!」を実現しようとします。その原動力は「楽しい!」に集約される部分もありますが、自分の想いを達成するための「子ども達の無限の発想力や行動力」にはいつも驚かされます。
ですが、そのココロを大人になっても常に持っている人は多くはないのではないでしょうか。学校でも、公園でも、家庭でも、我々大人達がどこかで無意識的に子どものココロに制限をかけてしまっているところがあるのではないでしょうか。そのような環境で育った子どもたちは、自分たちの本音にフタをしながら成長していきます。どこかで自分の想いや考えを発散し、自由に活動できる場が必要です。しかし、今の日本にはそのような場が多くはないのではないでしょうか。
認知能力と非認知能力
日本の宝とも言える子どもたちが、目まぐるしく変化し続けている現代社会を逞しく生きて抜いていくためには何が必要なのか。
私は、学校や塾で学ぶいわゆる学力やIQ等といった数値化された能力である「認知能力」の向上と共に、数値化することは決してできない決断力や発想力、探求心や創造力等といった「非認知能力」を育んでいくことが重要であると考えております。「非認知能力」を向上させるためのステップは「子どもが選び」「子どもが体験し」「子どもが挑戦し」「子どもの言葉で振り返る」そして、「大人が見守り」「大人が適切にサポートし」「大人が褒める」。その循環によってぐんぐんと成長していきます。子ども自身が成長を実感し、次もまたチャレンジしていきたい、もっと色々なことができる!という「自己肯定感」と「自己効用感」が彼らを動かす原動力となります。
一方で、学校や公園では「○○してはいけない」といったワードで溢れており、これらのワードは「非認知能力」の向上にはマイナス面となってしまいます。チャレンジを抑制された子どもたちは、「これはしてはいけないんだ。」という考え方から、「何をしていいか分からないから、怒られないように言われたことだけをやっていこう」というマインドに変化してしまいます。幼少期に定着したマインドというものは、とても厄介なもので、大人になってもなかなか払拭することができません。その考えは無意識に現れます。そのような受け身のマインドを持った子どもたちが、将来成長し大人になった時に、荒波ともいえるような現代社会を生き抜いていけるのでしょうか。
私たちは、そのような状況を少しでも改善するために、様々な体験を提供する価値を通して「非認知能力」の向上に寄与し、社会に通用するような高い人間力を持った大人になってほしい、心からそう願っております。

家族の時間について
家族の時間はとても重要です。私自身が今現在子育て真っ最中ですが、平日は妻も私も仕事に追われ、平日に息子と話す事ができる時間はほとんどありません。仕事の後にお迎えに行き、食事をし、宿題をしてからお風呂に入る。布団に入り、寝るまでの間に話ができる時間は本当に限られております。その上、週末の貴重な時間まで習い事に通ってしまったら、子どもとコミュニケーションを取る時間がどんどんと減ってしまいます。「気が付けば子どもが大きくなっていた。いつのまにかできることが増えていた。見逃した。」という状況は珍しくないのではないでしょうか。また、普段子ども達がどんな遊びをし、どんな過ごし方をしているかが見えないので、本当は学童にいる間や放課後には外遊びをして欲しいのに、なかなか運動する機会がない。「運動不足でストレスや健康面が心配」と考える保護者の方も多いのではないでしょうか。
そして、忙しい毎日の中ですが、土日はなるべく一緒に過ごしたい。少しでも子どもとコミュニケーションの時間を取ったり、一緒に遊ぶ時間を作りたい。土日はゆっくりと家族で過ごしたい。そのため「習い事が平日で完結すれば・・・」「平日ももっと外アソビをして普段の運動不足を解消して欲しい・・・」そのような私たち家族のような歯がゆい想いをしているご家庭はきっと沢山ある。私はその環境を整える事、そして子ども達の健全な成長のための手助けをしたい、と考えるようになりました。
そのような想いを胸に、私は「コドモのココロを開放し、持てる全てを子ども達のために、そして家族の時間を大切にする。」そういった環境を子どもたちとその保護者に提供することで家族のカタチを微力ながら応援していきたいと考えております。

代表取締役 板谷 遼平
代表経歴
2012年~ | 青山学院大学経済学部卒業 |
2012年~ | 大手食品メーカー入社 |
2018年~ | 大手化学メーカー入社 |
2022年~ | 都内私立小学校アフタースクール勤務、民間学童施設入社 |
2025年~ | 株式会社キンダーヴィレ設立 |
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